GLIDE - 社員持株制度について
グリップルは、100%社員持株制度を採用しています。この制度は1994年にスタートし、2011年にはパートナー会社とで構成するGLIDE社を設立しました。グライド(GLIDE)とは、Growth(成長を) Led(導き) Innovation(イノベーションを) Driven(駆り立てる) Employee(社員で構成される) Company Limited(会社)の頭文字に由来しています。
グライドの始まり
1990年代半ば以来、グリップルの創設者であるヒュー・フェイシーは、自らが作りあげてきたものを次の世代にどのように引き継ぐかを考えていました。特に、グリップルの文化とその価値を、現在、そして将来グリップルで働くすべての人に、どのように継承していくかについて思いを巡らせていました。
ヒュー・フェイシーと副会長であるロジャー・ホールは、自らの持株をグライドに寄付することにしました。寄付は2021年までの10年間に渡り、毎年行われています。寄付された株式はパーマネントシェアとして売却されることはありません。そこから得られる配当益は、グライドの活動に役立てられています。
グライド
クライドの目的
グライドは当社の企業文化-社員がお互いを思いやり、会社に積極的に関与する文化-を守り発展させるための組織です。持株制度に参加すると同時に、グライドの一員となります。所有株数に関係なくグライドの一員であれば、グライドの様々な議題に対して一票を投じることができます。グライドの主な目的は以下のとおりです。
・私たちの企業文化を将来に渡って継承すること
・ヒュー・フェイシーとロジャー・ホールから寄贈された株式を維持・保全すること
・株式の売買をグライドメンバーができる環境を提供すること
・営利目的での会社分割を阻止するために、黄金株の使用権を行使すること
・従業員により選出された取締役会を設立すること
・寄贈された株式から得られる配当収入の最適な分配について、取締役会に責任を課すること
グライドと持株制度のメリット
従業員による持株制度は、私たちのビジネスの成長と継続的な発展に不可欠と考えています。各自が自分の仕事に責任を持ち、会社のビジネスに積極的に関与することで、社員すべてが現状からの改善を加速させ、結果として会社全体の成功につながると考えています。そのような意識を持った社員が、製造、営業、技術、設計などすべての部門で活躍することにより、私たちの製品やサービスの品質は、競合他社では及ばないものとなります。私たちは常に高いレベルの目標を設定して、業務に取り組んでいます。
グライドグループには、ダイカスト、金型製造、レーザースキャニング、工業用機械のデザイン、「通い箱」システムなどを扱う姉妹会社が含まれています。これにより、製造に必要なプロセスがグループ内で集約されてサプライチェーンを円滑にし、厳しい品質管理と安定供給が可能となります。そして、スムーズな注文プロセス、納期の短縮、高品質な製品の提供を実現しています。
グライドの役割は、持続的な成長と革新的な製品への挑戦をグループ企業に促すことにあります。より良い製品をより効率化されたプロセスでお客様にご提供することに、これからも努めて参ります。
グループ会社
The Employee Ownership Association
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